2018年10月11日

高用量のバイアグラは網膜の障害

高用量のバイアグラは網膜の障害
 
SILDENAFIL CITRATE INDUCED RETINAL TOXICITY



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 一般的には、バイアグラは25mg錠と50mg錠が医家で処方されます。
残念な事に本院では処方を希望される方は殆どありません。海外では液状のバイアグラも販売されているようです。
 今回海外から、バイアグラの過剰服用による不可逆的な網膜障害が報告されました。海外での液状のバイアグラは、専用の計量器のピペットを用いて服用するようです。
症例は、31歳の男性で液状のバイアグラを服用していましたが、正確に計量せずに実際は50mg以上を服用していました。 (30歳代でバイアグラを大量に服用するとは、悲しい人です。)
網膜はそもそもダメージを受けやすい組織で、本患者は視野が薄赤くみえて更に黒点も出現しました。
バイアグラの網膜障害は、一般的には比較的短時間で回復しますが、本患者においては色々な治療にも関わらず、回復はしませんでした。
実地医家も、バイアグラによる網膜障害を使用者に説明する必要があるとしています。




私見)
 肝障害の患者さんに飲酒の有無を問診するのとは訳が違い、視力の異常を訴える方にバイアグラの
 服用を尋ねるのは、やや抵抗感があります。
 本ブログを閲覧してもらうのを期待します。
  (横浜時代の村田は好きでした。頑張っていたのに引退とは淋しいです。
   引退する時期を見誤らないようにしましょう。)




バイアグラ論文.pdf











posted by 斎賀一 at 13:14| Comment(2) | その他

2018年09月14日

犬と猫の唾液による感染症

犬と猫の唾液による感染症
 
Bacteria spread through dog saliva linked
to death of South Milwaukee woman



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 アメリカから、犬の唾液による人への感染症が報告されました。
3歳の男の子が飼い犬に噛まれて、両手と下肢の切断を余儀なくされた症例と、やはり飼い犬に噛まれた女性にインフルエンザ様症状が出現し、その後不幸な転帰を辿ったと言う2例です。

 原因菌はcapnocytophaga canimorsusです。日本でも報告があるようです。
その多くが免疫機能の低下している人や、脾臓のない人が感染している可能性が高いとの事です。
残念ながら多くの犬や猫の口腔内にこの菌はいるとの事で、獣医で治療してもその効果は一時的です。
新しくペットを飼う場合は、この疾患について知っておく必要があるとのことです。
 症状は、ペットに噛まれたか接触した後の3~5日で敗血症、臓器障害、髄膜炎を併発するとの事です。
10人中3人が死亡との報告もあります。
基礎疾患のある方は特に、ペットやペットを預けた時など注意が必要です。





私見)
 ペットを飼っている皆さん、老婆心(老人心)からのブログです。
 怒らないでください...。






1犬 唾液.pdf

capnocytophaga canimorsus.pdf

IASR 31-4 Capnocytophaga canimorsus, イヌ・ネコの咬傷, 敗血症, 血液培養, 菌分離.pdf










posted by 斎賀一 at 20:08| Comment(1) | その他

2018年08月01日

納豆アレルギーとクラゲ刺傷

納豆アレルギーとクラゲ刺傷
                           Medical Tribuneより
           <ツイッター版>




        台風の迷走や異常気象の猛暑により、クラゲの大量発生が報道されました。
        クラゲと納豆との間にアレルギーにおける交差反応があるとの事です。
        海へのレジャーに注意ください。




       クラゲ 納豆アレルギー.pdf










     
posted by 斎賀一 at 19:29| Comment(0) | その他