2020年01月08日

実地医家にとって迅速診断は命

実地医家にとって迅速診断は命
       <常務連絡用>



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 日頃から思っていますが、私のライバルはラーメン屋の親爺です。
手際の良さと自家薬籠の如く、秘伝の味を作り出す腕に憧れます。
最高の食材を用いて、じっくり煮込んだ鉄人のA級グルメも良いのですが、安くておいしいB級グルメが
私の好みです。
新しいもの好きというBANさんの批判は気にせず、置き場所とコンセントに困りますとのMIYAさんの渋い顔にもめげず、下記の検査機器を購入します。

 次回のブログにてプロカルシトニンとD-dimerの本院におけるストラテジーを掲載します。


検査機器の操作方法は下記にアクセスしてください。




https://www.sekisuimedical.jp/business/diagnostics/poct/rapidpia/


ラピッドピア.pdf















posted by 斎賀一 at 19:15| Comment(0) | その他

2019年12月13日

舌圧子とK-ポイント

舌圧子とK-ポイント
   <業務連絡用>

                     

                                                       
 日々の診療で咽頭を観察するのは意外に至難の業です。舌圧子と患者さんの舌との格闘の連続です。
インフルエンザ特有の咽頭所見もあり、この時期は苦労しています。
今回、日経メディカルからK-ポイント刺激による開口方法が紹介されていました。私も試していますが、
かなりの業です。
私もそれなりに工夫しました。舌圧子を水平に患者さんの左側に挿入し、ゆっくりと臼歯の奥まで入れていきます。そこで舌圧子を時計回りに回転し軽くこのK-ポイントを刺激します。
最近、毎日これに凝っています。


 結核診断にはT-スポット、BANさんの好きなのはG-スポット、今回私がハマっているのはK-スポット!








舌圧子.pdf

Jaw Opening and Swallow Triggering Method for Bilateral-Brain-Damaged Patien.pdf









posted by 斎賀一 at 19:36| Comment(1) | その他

2019年11月08日

 赤身肉・加工肉に関する新しいガイドラインの試み

 
赤身肉・加工肉に関する新しいガイドラインの試み
 
Unprocessed Red Meat and Processed Meat Consumption: Dietary
Guideline Recommendations From the NutriRECS Consortium
Ann Intern Med. 1 October 2019



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 雑誌Annals of Internal Medicineに、罪悪感を持たずに肉食を楽しみましょうという論文が掲載
されています(?)


意訳を顧みず纏めてみますと

1) アメリカのガイドラインでは、赤身肉・加工肉の食事を週一回に制限する事を提言しています。
   英国でも赤身肉・加工肉の摂取を70gr/日に制限するよう勧告しています。
   更にWHOは赤身肉・加工肉の発癌性を警告しています。
   しかし、本論文の筆者はこれらのガイドラインには問題点があると指摘しています。

   ・ハイリスクの人の観察研究である
   ・絶対的な効果についての結果に乏しい
   ・ガイドラインの筆者の利益相反に言及していない
   ・対象者の嗜好や価値について考察していない等です。
  
2) 本論文ではメタ解析を基に、独立した臨床、栄養、公衆衛生の専門家14名による新たなガイド
   ライン作成をしました。
   アメリカでは、肉の摂取は平均で2~4回/週とのデータがあります。
   肉の摂取量減少の定義を3回/週減らすとしました。
   つまり7回から3回/週又は4回から1回/週に肉食を制限したと定義して、従来通りの定義で
   大まかに2〜4回/週としました。

3) 赤身肉についての勧告
   弱いエビデンスながら、18歳以上の人は従来通り、赤身肉を摂取して良いとしています。
   14人の専門家による投票では論争があり、結果的に3人は摂取の制限を主張しています。
   (政府の諮問委員会のように絶妙な人員の配置です。)

   加工肉についての勧告
   同じように弱いエビデンスながら、18歳以上の人は従来通りに加工肉を摂取して良いとしています。
   又、この案件においても14人中3名は反対票でした。

   赤身肉・加工肉の発癌性について
   大変低い確率で、しかも明白なエビデンスはありませんでした。
   結論として、赤身肉・加工肉の制限における心血管疾患の予防やU型糖尿病の発生減少のエビ
   デンスは低い。

4) 結論
   色々な研究を検討したメタ解析ですが、それを厳格に専門集団が私心を捨てて新しい赤身肉・
   加工肉に対するガイドラインを作成しました。
   それが下記の勧告です。又統計学的説明は下記のグラグが明白に表しています。
   弱い勧告でエビデンスも明瞭でないが、「18歳以上の人は、従来通りに赤身肉・加工肉を摂取して
   いてもそれ程健康被害はない。」


5) 検討
   (この論文の一番面白い点です。かなり意訳してみます。)

   ・本来人間は雑食である。それの食生活を制限して意味があるのか。
   ・確かに一週間で一回の肉食ならば心血管疾患の予防に繋がるが、その効果も微弱である。
    しかも、肉食による体力の向上と貧血の改善というプラスの面も無視できない。
   ・更に発癌性を問題視しているが、調理方法にもよる。
   ・巷のガイドラインは環境問題や動物愛護の観点からの視点が色濃い。
    その価値を否定するものではない。しかし真のガイドラインを作成するには、それらから独立した
    立場が必要だ。
   ・厳格なコントロールとの比較を用いた研究が今後期待される。
    少し悲観的過ぎるが、しかしそのような研究は不可能に近い。
   ・多くの人は、自分の生活や文化の質を変えてまで食生活の改善を希望してはいないと、パネリスト
    は理解している。






私見)
 これだけ言いたい放題の反逆的な論文も気持ちがいいものです。
 さすが雑誌Annals of Internal Medicineです。
 これからも週2〜3回の肉料理と、たまには近くで美味しいステーキを堪能します。




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meat.pdf




 
 
 
posted by 斎賀一 at 21:26| Comment(0) | その他