2020年08月26日

原子物理学者・荒勝文策

原子物理学者・荒勝文策
 
コロナ時代に添えて
  


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 NHKスペシャルで、戦時中の国策に翻弄された原子物理学者、荒勝文策氏の番組がありました。
人は言葉といいますが、感銘を受けた文言がありましたのでブログにしまっておきます。


・「今は暗い研究室の中だが、これを探求しているとやがて真理が読み解かれて、その先に明るい光が見えてくると信じていました。」


 やはりNHKスペシャルの「エボラからの生還」で医療関係者がエボラと戦う中で、皆が成長していくのを経験した指導者の言葉を思い出します。
「誰かの人生に変化をもたらす事こそ最大の奇跡だと思います。人生に意義を与える事が、僕らの存在理由だからです。」

・荒勝の晩年は書道とランの栽培が趣味でした。
 一番好んで書いたのが「行得一」でした。何かを行えばささやかながら一つのものが得られると、謙虚な内容だと私は理解しました。

 今回のコロナで、職員の皆が影になり日向になりそれぞれが頑張っています。
公的機関からもそれなりのお金が医療従事者に支給されます。
私の妻が、本院からもそれなりに別途支給したらとの提案がありました。
その時私は、はっと気づいたのです。
荒勝の掛軸の字は、行と得が見分けがつかないくらいの崩し字でした。
まるで行と得は同一のものだと言っているかのようです。行動することがすなわち自分にとって知らず知らずのうちに何かを得ている。ましてや何かをして一万円を得るなんて解釈は、遠い彼方の話なのです。



そんなわけで職員の皆さん、本当にご苦労さん。








posted by 斎賀一 at 19:12| Comment(1) | 日記

2019年02月21日

著作権法の改正案が文化庁で検討

著作権法の改正案が文化庁で検討

〜みうらじゅんの言葉を借りて〜



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 先日朝日新聞に、文化庁で国会に提出するための条文の作成が始まったとの記事が載っていました。

対象は
 「作品がそのまま一定のまとまりとしてダウンロードする場合」
 「反復継続する行為」 としています。

それに対するコメントとして
 ・網をかければ萎縮が伴う。
 ・本当に買ってもらうと言う流れが遮断する。
 ・出版文化や収益構造はどうあるべきかを広く考えるべきである。

私のブログでの弁解
 ・医療の共有財産としての論文の価値
 ・元文献や書籍を直接購入したくなると言った広告的な意義

今後も節度あるダウンロードを試みます。
関係会社の皆さん、ご理解の程よろしくお願いいたします。


私がブログを書いている意味を、敬愛する尊師「みうらじゅん」の言葉を借りて説明します。

「隙間ブログ」「自分じゃなくても理想の自分を盛ればいい」
「比較してはいけない比較三原則、周りの医者、過去の自分、親」

「仕事に飽きた時は自分を追い込む。高い買い物をする。何百万もするやつですよ。可変式大腸ファイバー。業者が市原にはまだないですとの言葉が決め手です。なんて馬鹿な買い物をしてしまったんだろう。職員がそんなものを買うんならボーナスをあげろとか、小ナスをよこせとか、そんな状況に自分をおいやるんですよ。危険な状態に一度入り込むんですよ。」

「井上陽水の歌ではないのですが、真実はなんですか、難しいものですか、まだまだ探すんですか、それよりブログを書いて楽しみましょう。」

「人生の最後のために自分の走馬灯を作るんですよ。本当でない自分の映像を作って盛り込むんです。最後にそれを棺桶のなかから眺めるんです。自分が望んだ自分でない自分、栄光の架け橋、葬儀の時に号泣している家族、葬儀場に入れない位の長蛇の列の患者さん、私が死んでから初めて知った僕のブログ、私の後ろ姿を思い出して子供たちが感謝する、嘘でもいいからそんな写真を走馬灯に盛り込むんですよ。」








著作権侵害のダウンロード全面違法化 (2).pdf











posted by 斎賀一 at 13:54| Comment(1) | 日記

2019年01月21日

勇者はなぜ、逃げ切れなかったのか

勇者はなぜ、逃げ切れなかったのか

田所 真氏に感謝をこめて



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 毎日新聞(1月19日)より、
「岩手県大槌町旧役場庁舎の本格的な解体工事が1月19日から始まった。
東日本大震災の津波により当時の町長や、多くの職員が犠牲になった建物で、工事差し止めを求める
住民訴訟の訴えが2日前に退けられたばかり。18日に着工予定だったが、強風で延期されていた。」 

テレビで、東日本大震災の報道があるたびに私はチャンネルを変えてしまいます。
自分の弱い負の面があるからと思います。旧役場の解体に賛成する人にも、複雑な思いがあると
察しられます。

前文化センター所長で、現市原市立中央図書館館長補佐の田所真氏の著書、
「勇者はなぜ逃げ切れなかったのか」は示唆に富む内容です。


内容を抜粋してご紹介しますと、


 1) 貝塚とは、縄文時代の人たちが貝殻などのごみを捨てた跡です。従って貝塚を調べれば、
    その近くに遺跡も見つかります。貝塚遺跡と呼ばれています。
    縄文人の中には、狩りから海の幸を求めて山から海の近くに住む人も多くなりました。
    その頃から定住がはじまったと考えられています。
    しかし、貝塚遺跡は海の近くにはなく、其れよりも高台に発見されています。
    岩手県陸前高田市の丘の上で、堂の前貝塚が発見されました。
    海と山のちょうど中間くらいです。東北地方の貝塚遺跡は、今回の震災の大津波が到達した
    高さより少し上にあったというたくさんの事実から、生活の便宜性よりも、命にかかわる掟を
    重視し、「集落は高台につくり、決して海辺には住んではいけない」という事も
    受け継がれていたようです。

 2) 今回の震災の復興工事の際に、多くの貝塚が発見されました。
    工事の遅延に繋がりかねませんが、この貝塚遺跡の調査に多くの住民が参加し、
    優先して先人の教えに耳を傾けたとのことです。

 3) 今から1500年前の群馬県榛名山の大爆発で、降り積もる火山灰に埋もれて命を落とした
    「よろい姿の人」が最近発見されました。なぜ、よろいの勇者が噴火から逃げる事が
    出来なかったか、勇者の自然に対する畏怖と、祈りと、神への許しの心がその理由と
    著者は解釈しています。この事がこの本のタイトルにもなっています。

 4) 今から1100年前の陸奥の国で大地震が起きました。貞観地震と呼ばれています。
    地方の要衝として多賀城は発展しました。しかし、この地震で国府のこの町も当時壊滅的被害
    を受けています。近代となり多賀城の町も防災、減災も施されていましたが、それを上回る
    今回の大震災でした。

 5) 土石流で家族を亡くしたある校長先生の、家族に対する墓石とも思われる碑の話は、
    悲しみを乗り越えて語り継がなくてはという気持ちが感動的です。



私見)
 これ以上内容を記載しますと、著作権の侵害となりますのでこの辺といたします。語り継がなくては
いけない内容です。そのため本著書は、小学生の高学年にも分かりやすいように配慮がされています。
是非購買して家族で読んでください。(くもん出版から出ています。)



追伸)
 3月まで、市原市立中央図書館にて原田琴子(斎賀琴子)の展示会が催されています。
 田所真氏には大変なご尽力をしていただきました。
 誠実に生きるとはどういう事かを、この年になり教えていただいた田所さんに改めて深謝いたします。



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櫟原 原田琴子の手紙.pdf






posted by 斎賀一 at 20:46| Comment(1) | 日記