2024年02月06日

子供の悲しみを受け止める。

子供の悲しみを受け止める。

医療ネットから・胡桃澤 伸氏


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 子供を含め、精神的にストレスを感じて来院される患者さんが多くいらっしゃいます。
私は最初から「失礼ながら、何かストレスを感じていることがありますか。」と単刀直入に
聞いてしまいます。内科的な器質的疾患はない事を、先ず説明するのが良いと勝手に考えて
いるからです。

 今回医療ネットより、重い話題のエッセイが載っていました。


「言葉では容易に近づけない。言葉で近づこうとすればするほど遠ざかってしまう。
 ではどうやって近づくのか。精神科の診察はそれを考え、試みる時間と場所でありたい。」


テレビの「情熱大陸」で「小島よしお」が語っています。
「たった一回きりの出会いかもしれない。でも、その時に子供に元気を与えられたらと思って
 いるのです。」


掛かりつけ医として患者さんにいかに信頼を築いていくかを心がけて診療してきました。
しかし本来は小島のように、たった一回での診療に力を注ぎ、納得した医療が出来たら、
それで良いのかもしれません。







子どもの悲しみを受け止める.pdf











posted by 斎賀一 at 17:40| 日記

2024年01月04日

新年のご挨拶

新年のご挨拶



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 お正月はゆったりとテレビを観ていました。
学生時代に見た、黒沢監督の「用心棒」を懐かしく観ました。若いころはあまりにも勧善懲悪
すぎて、何となく違和感を覚えましたが、この年になると、正義のために命を惜しまず闘う
三船敏郎になんだか感動しました。ウクライナで戦っている戦士の姿に重なります。

録画しておいた、NHKの「映像の世紀バタフライエフェクト」の「塩の行進」も同じ日に
見ました。非暴力主義を、命がけで貫いたガンジーを始めとした偉人にも感銘を受けています。
あれから世の中は進歩せず、逆行しています。ガンジーの孤独は続きます。複雑な世の中で
何が正義かも分からなくなってきています。
しかし、黒沢監督の言わんとしていることは正義は明らかに存在し、そのために命をかける事
でしょうか。
薄くなった人生で、惜しむべき命もほぼほぼ状態です。さて、命がけで何に向かうべきか。
新年に思いをめぐらしてみましたが…













posted by 斎賀一 at 11:07| 日記

2023年08月21日

お駄賃

お駄賃

        

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 良いブログの材料がないので、真夏の日記を書きます。

私の子供の頃は県道には車が走っておらず、馬車がたまに通っていました。
子供がお使いの手伝いをして毎日のお駄賃をもらい、駄菓子屋にお菓子を買いに行きました。
10円が20円になった時は、どうやりくりしようかと喜んだ記憶があります。

 定期的に、お寺の前の空き地に紙芝居がやってきました。
とっても上手なおじさんで、特に鞍馬天狗は子供たち皆が興奮しました。
紙芝居が始まる前にお菓子を買うのがしきたりでしたが、私は水あめをよく買って、練っては
食べていました。
 ある日突然、紙芝居を見ていた小さな子供に向かって、「お前はお菓子も買わずにいつも
ただで紙芝居を見ているな。とっとと帰れ!」とおじさんが𠮟りつけました。
子供の私でもなんだか興ざめして、おじさんが鞍馬天狗でなく、新選組に見えてきました。
それ以来、紙芝居を見る気がしなくなったのを覚えています。

 9月からは発熱外来の制度が中止の様です。
コロナ禍でも当初から従来通りの診療を職員と続けて参りましたが、今後も頭巾をかぶり
鞍馬天狗を装って頑張りましょう。

 夏になると、私はイチゴのかき氷を必ず食べます。
私の子供の頃に、夏の間だけかき氷の出店を開いていた綺麗なおばさんがいました。
毎日お駄賃の10円でイチゴのかき氷を食べに行っていましたが、ある日おばさんが
「一ちゃん。今日で店じまいよ。来年からは五井に来なくなるかもしれないわ。」と言って
ドンブリに一杯かき氷をくれました。私の淡い子供心が伝わっていたのでしょうか。
「あなた、夜なのに良く大盛りのかき氷が食べられるわね。」と妻に言われますが、今日も
デニーズに行きますよー。











posted by 斎賀一 at 20:20| 日記