2021年05月10日

「シクラメンのかほり」に秘めた嘘

「シクラメンのかほり」に秘めた嘘
  
    〜男の挽歌〜


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 先日のNHK番組「日本のお名前」で、“シクラメンのかほり”にまつわる嘘を小椋佳が告白していました。
歌詞は北原白秋の詩からパクったそうです。シクラメンには香りがなく、うす紫のシクラメンは存在しない
ことも織り込み済みの嘘との事です。
「かほり」は香りでなく、奥さんの名前だということはよく知られた事実です。
しかし、結果的には小椋佳がNHK番組で、またも嘘をついたことになります。
 私は女性に嘘をつかれたことはないので分かりませんが、噓つきの私は男の嘘が見抜けます。
歌詞の基調はともかくとして、紛れもなく小椋佳そのものの心象風景です。
しかも奥さんに恋心抱いた時の歌との事ですが、愛妻家の私でも真っ赤な嘘と見抜けます。
悲恋を愛する日本人にとって、この曲はメロディーと相まってヒットになりました。
布施明の澄んだ歌声からは、当然ながら悲しい恋歌となります。しかし番組で歌う小椋佳からは、男の
挽歌としか聞こえませんでした。

 今日は穏やかな風が吹いていました。
養老川の土手をジョギングしていると、川風に吹かれながら一人の老人が土手の小道の隅にしゃがんでいます。通りすがりにチラッと見ると、傍に老犬も寄り添うようにいます。
目と目が会った時、シクラメンのかほりのメロディーが浮かんできました。


  
       「疲れてしまった老人の様に、時は私を追い越さないでいる。
        呼び戻すことができるなら、僕にはいまさら何ができるだろう。
        季節が頬をぬらして過ぎてゆきました。」




 コロナが収束したら、小椋佳の様に養老川の土手にしゃがんでシクラメンのかほりを口ずさみたいです。












posted by 斎賀一 at 21:02| Comment(1) | 日記

2020年08月26日

原子物理学者・荒勝文策

原子物理学者・荒勝文策
 
コロナ時代に添えて
  


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 NHKスペシャルで、戦時中の国策に翻弄された原子物理学者、荒勝文策氏の番組がありました。
人は言葉といいますが、感銘を受けた文言がありましたのでブログにしまっておきます。


・「今は暗い研究室の中だが、これを探求しているとやがて真理が読み解かれて、その先に明るい光が見えてくると信じていました。」


 やはりNHKスペシャルの「エボラからの生還」で医療関係者がエボラと戦う中で、皆が成長していくのを経験した指導者の言葉を思い出します。
「誰かの人生に変化をもたらす事こそ最大の奇跡だと思います。人生に意義を与える事が、僕らの存在理由だからです。」

・荒勝の晩年は書道とランの栽培が趣味でした。
 一番好んで書いたのが「行得一」でした。何かを行えばささやかながら一つのものが得られると、謙虚な内容だと私は理解しました。

 今回のコロナで、職員の皆が影になり日向になりそれぞれが頑張っています。
公的機関からもそれなりのお金が医療従事者に支給されます。
私の妻が、本院からもそれなりに別途支給したらとの提案がありました。
その時私は、はっと気づいたのです。
荒勝の掛軸の字は、行と得が見分けがつかないくらいの崩し字でした。
まるで行と得は同一のものだと言っているかのようです。行動することがすなわち自分にとって知らず知らずのうちに何かを得ている。ましてや何かをして一万円を得るなんて解釈は、遠い彼方の話なのです。



そんなわけで職員の皆さん、本当にご苦労さん。








posted by 斎賀一 at 19:12| Comment(1) | 日記

2019年02月21日

著作権法の改正案が文化庁で検討

著作権法の改正案が文化庁で検討

〜みうらじゅんの言葉を借りて〜



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 先日朝日新聞に、文化庁で国会に提出するための条文の作成が始まったとの記事が載っていました。

対象は
 「作品がそのまま一定のまとまりとしてダウンロードする場合」
 「反復継続する行為」 としています。

それに対するコメントとして
 ・網をかければ萎縮が伴う。
 ・本当に買ってもらうと言う流れが遮断する。
 ・出版文化や収益構造はどうあるべきかを広く考えるべきである。

私のブログでの弁解
 ・医療の共有財産としての論文の価値
 ・元文献や書籍を直接購入したくなると言った広告的な意義

今後も節度あるダウンロードを試みます。
関係会社の皆さん、ご理解の程よろしくお願いいたします。


私がブログを書いている意味を、敬愛する尊師「みうらじゅん」の言葉を借りて説明します。

「隙間ブログ」「自分じゃなくても理想の自分を盛ればいい」
「比較してはいけない比較三原則、周りの医者、過去の自分、親」

「仕事に飽きた時は自分を追い込む。高い買い物をする。何百万もするやつですよ。可変式大腸ファイバー。業者が市原にはまだないですとの言葉が決め手です。なんて馬鹿な買い物をしてしまったんだろう。職員がそんなものを買うんならボーナスをあげろとか、小ナスをよこせとか、そんな状況に自分をおいやるんですよ。危険な状態に一度入り込むんですよ。」

「井上陽水の歌ではないのですが、真実はなんですか、難しいものですか、まだまだ探すんですか、それよりブログを書いて楽しみましょう。」

「人生の最後のために自分の走馬灯を作るんですよ。本当でない自分の映像を作って盛り込むんです。最後にそれを棺桶のなかから眺めるんです。自分が望んだ自分でない自分、栄光の架け橋、葬儀の時に号泣している家族、葬儀場に入れない位の長蛇の列の患者さん、私が死んでから初めて知った僕のブログ、私の後ろ姿を思い出して子供たちが感謝する、嘘でもいいからそんな写真を走馬灯に盛り込むんですよ。」








著作権侵害のダウンロード全面違法化 (2).pdf











posted by 斎賀一 at 13:54| Comment(1) | 日記