ゴッホ展・東京都美術館
先日の木曜日は検査もなく、完全な休診日でしたので、朝は早くから上野のゴッホ展を見に行きました。平日だから混まないと高をくくっていましたが、チケットを買うまでに1時間以上、展示会場に入るまで30分以上を要し、美術鑑賞の前に既に体力を消耗してしまいました。
しかし、ゴッホの絵の変遷を知ることが出来、満足の一日でした。
私の先入観とは異なり、ゴッホの繊細さには驚きました。絵の技法も独学で色々と習得し、変貌したことが分かりました。
写真のカタログでは分からないタッチを会場の実物を観て、その繊細さに感動します。天才ゴッホにもそういう修練の時期があったと知ると、ゴッホが身近に感じられます。習作ばかりの私にも、やがて光が見えてくるのかもしれません。
ただ、ゴッホの並外れた努力と情熱と弛まぬ自信には凡人の遠く及ばないものです。その苦悩の先にヒマワリがあり、麦畑や糸杉が生まれ、夜空の美しさがあるのだと納得しました。
ゴッホの「素晴らしい絵の作品には神が宿る」との言葉を借りれば、
やがて「僕の絵には僕が宿る」と言いたいものです。
彼の絵を通じてのメインテーマである「労働の尊さ」が多くの人々を引き付けるのでしょう。
ゴッホの絵は、我々が現代に忘れかけた多くの事を呼び戻してくれています。
これから見に行かれる人は、前売り券を購入してからの方が良いようです。
朝早くより、午後の方が平日は空いている印象でした。
展覧会場での音声ガイドは自分なりの感性を大事にしたいので、いつもは利用しないのですが、
今回の展示は関連作品も多く、利用すればよかったと後悔しています。