感染性胃腸炎の増加傾向
〜患者さんへのお願い〜
最近、それ程重症感はない嘔吐下痢症が、小児を中心に増加傾向です。
国立感染症研究所のホームページを調べても、ウイルスは発表になっていません。
ロタ、サポ、ノロの報告はないようです。
例年、最初は不明確なsmall round virusから始まり、やがてロタ、ノロが続くパターンが
コロナ以前では常でした。
また、嘔吐と下痢の患児で腸重積と診断した例が、一日で3例もあったことがあります。
インフルエンザとコロナの同時流行も懸念されるシーズンとなりました。
全ての感染症に目を配らなくてはならない時期です。
本院も外来受付、診療の流れを模索しております。
患者さんにはこの時期、特段のご理解をお願い致します。
尚、インフルエンザの検査は偽陽性も10%程あるものと理解しています。流行時には擬陽性は
マスキングされますが、定点当たりのインフルエンザ発生が増加傾向の時期から、本院では
インフルエンザの迅速検査を行う予定です。
新型コロナが感染症5類になれば検査も自己負担になります。迅速かつ有効な検査体制も必要
と考えています。
感染症状況に関しては、適時ブログしてまいります。
1 感染性胃腸炎.pdf
2 東京 八王子 病院でインフルエンザ患者が増加.pdf
3 インフルエンザ 定点.pdf
4 インフルエンザ.pdf
5 ノロ サポ.pdf
6 ロタ.pdf
7 感染症週報.pdf
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