マダニによる日本紅斑熱が市原で発生
千葉県疾病対策課の10月11日発表によりますと、市原在住の81歳男性が9月23日にマダニに
よる日本紅斑熱で死亡したとの事です。
男性は9月17日に40℃の発熱で救急搬送され入院しています。その後、別の医療機関に転院し
回復せずに9月23日に亡くなっています。診断は死亡後の検査で判明しています。
この時期に発熱外来において十分な診察が出来ないまま、高齢者、高熱、抗生剤を投与、発疹が
鮮明化、基礎疾患の有無、増悪など診断が後手に回ることは想像に難くありません。
我々が注意するべきことは、コロナ流行期、インフルエンザ流行期にはその他の疾患を見逃さ
ない事だと改めて感じました。
下記に以前のブログのPDFを掲載します。職員の皆さん再確認し、医師に積極的に進言して
ください。
日本紅斑熱とツツガムシ病 - コピー.pdf
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