フラットな職場を目指そう・星野佳路氏
〜9月10日の院内ミーティングに向けて〜
星野リゾートの社長の星野佳路氏が語っています。
「自分の意見を自由に発信する事が、自分の評価や人間関係に問題のない状態をつくれるのが
フラットを維持する要素だ。
作戦通りにはいかない。瞬時に判断しなくてはならない。そのためには人間のレベルの問題で
なく、環境の問題だ。能力を上げるのでなく、十分な能力を出すことが大事だ。
情報が足りない、考える時間が足りない、議論に参加できないではなく、経営者は常に迅速に
情報を提供し、率直さと素直さもって、迷うことがあっても早く決定し、その意思決定を発表
すれば、会社の優先順位が頭に入り、個人が自由に判断する事ができる。
それがフラットな関係である。」
私見)
星野佳路氏も、最近逝去されたフィロソフィーを説く稲盛和夫氏も、その柔軟性が真髄の
ようです。
NHKの番組「エボラからの生還」の中で、番組の最後に医療チームのリーダーが語ります。
「誰かの人生に変化をもたらす事こそ最大の奇跡だと思います。人生に意義を与える事が
僕らの存在理由だからです。」
新型コロナと戦って3年近くが過ぎます。
私を含め皆が変化してきました。
それがわが医療チームの最大の成果です。
中原中也の詩から ...
『なんだか自信が持てないよ
さりとて生きてゆく限り
結局がんばる僕のさが(性)
考えてみれば簡単だ 畢竟意志の問題だ
やりさえすればよいのだと』