2022年05月28日

オミクロン株でクループ症候群の可能性 その1

オミクロン株でクループ症候群の可能性  その1

CROUP AS A PREVIOUSLY UNRECOGNIZED SYMPTOM
OF COVID-19 IN INFANTS



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 クループ症候群は、一般的には小児の上気道感染症の際に発症しますが、原因ウイルスは様々
です。(私の以前のブログを下記に掲載します。)
犬の遠吠えの様な咳のため、診察の前から本院の看護師がチェックしてくれています。
今までは、新型コロナでクループ症候群は発症していませんでした。
本院でもクループ症候群ではコロナの検査をスルーしていましたが、今回トルコからの症例報告
がありました。
元来健康な生後23か月の幼児が、突然の発熱、犬吠様咳嗽にて入院しました。
新型コロナのPCR検査で結果は陽性です。
ステロイド、ボスミン吸入などで、24時間後に軽快退院しています。







1 CROUP_.pdf

11 クループについて.pdf

12 クループ症候群にステロイドは有効.pdf











posted by 斎賀一 at 15:46| 小児科