2022年04月25日

4回目の接種・イスラエルからの2つの報告

4回目の接種・イスラエルからの2つの報告



 Journal watchからの提言がありました。
前回の2回、私のブログで紹介しましたretrospectiveな論文の概要と論説が載っています。

Baronの論文では、4〜8週では新型コロナ感染は3回目と比べて4回接種により2.0~1.1倍
の低下、つまりmildな効果がありましたが、4〜6週では重症化を3.5~4.3低下させています。

Magenの論文では、4回接種により7~30日の経過観察期間で新型コロナ感染を45%低下、
有感染を55%低下、コロナ関連入院を68%低下、重症化を62%低下、コロナ関連の死亡を
74%低下と報告しています。
2つの論文からは、マイルドで短期的ではありますが、4回接種の有効性を示しています。
多分、かなりの効果があるものと推測されます。
問題点としては、両論文ともランダマイズ化されていない点と、登録者は以下の因子の相違を
考慮されていません。
・マスクの着用 ・三密を避ける ・コロナ関連の治療の有無
今後の課題としては、何回も接種する場合のストラテジーの構築が大事です。
また4回接種にも関わらず、重症化する人が存在する点を調べる必要があります。






私見)
 4回目の接種は高齢者の重症化を防ぐ意味合いから、政府の方針通り60歳以上と医療
 従事者の限定的でしょうか?









posted by 斎賀一 at 19:47| ワクチン