2021年07月16日

妊娠女性におけるmRNAコロナ・ワクチンの安全性 再放送 妊娠女性におけるmRNAコロナ・ワクチンの安全性 再放送

妊娠女性におけるmRNAコロナ・ワクチンの安全性  再放送
 
Preliminary Findings of mRNA Covid-19 Vaccine Safety
 N Engl J Med 2021;384:2273-82

   
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 妊婦の患者さんに、コロナ・ワクチンの安全性について質問されました。
On-lineの雑誌NEJMの査読(preliminary)論文を以前に私のブログで紹介していますが、(4月30日)
同じ論文が今回再びNEJMに掲載されています。
再度私なりに読み返してみましたが、現実となると解釈に若干の変更が生じましたのでブログします。


・本論文は妊娠完了と受胎直後の対象者を含めています。
・対象者の多くは、妊娠中期から後期です。
・対象者は毎日完全に追跡調査を行っていません。
・v-safeというシステムで統計を取っており、妊娠早期の参加者はワクチン接種後の胎児のアウトカムを
 当然ながら把握していません。
・妊娠早期で流産のリスクが高い時期に関しても認識していませんので、統計上は反映されていません。
・妊娠および新生児の副反応の報告は、実際には低くなっている可能性があります。
・流産の報告が一番多いですが、これは2009年に流行した所謂「豚インフルエンザ」に対するワクチンの
 時と同じ頻度です。
・VAERSシステムにおいては、妊娠後期で明らかな副反応は新生児にもありませんでした。
・今後、妊娠早期や受胎時期での安全性と新生児の長期転帰に関しては、十分なモニタリングが必要
 です。
・本論文には以上の制限(limitation)がありますが、本報告は妊娠した人へのワクチン接種に勇気を
 与えてくれる結果でした。





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私見)
 インフルエンザ・ワクチンの多くのガイドラインはany time妊娠のいつでも接種が可能と推奨していま
 したが、妊娠早期に関しては文言が曖昧でした。
 最近のガイドラインではエビデンスが確立されて妊娠早期での接種も推奨するようにと明言しています。
 やがてコロナワクチンもその時期が来ると思いますが、私としては、つまり私が接種する場合は多分
 妊娠中期を勧めると思いますが...。
 日本の婦人科学会からのガイドラインも下記に掲載します。





ブログを参照ください.pdf

産婦人科学会.pdf










  
posted by 斎賀一 at 20:35| Comment(1) | ワクチン
この記事へのコメント
そごうに買い物に行く時は、いつも同じそごう提携の駐車場を利用するのですが...

そこに80代前半位の掃除のパ−トの腰の曲がったお婆さんがいつもいて、駐車場が7階と屋上まであるのですが

下に降りようとエレベ−タ−に乗ったら、中に汚れた水の入ったバケツが置き去りになっていて(^-^;

恐らく掃除のお婆さんが、エレベ−タ−に忘れてしまったのか、掃除中に置いといてエレベ−タ−が動いてバケツが勝手にいってしまったのか。

エレベ−タ−が呼ばれる度にバケツが上下に行ったりきたりしてるで、下の守衛のおじさんがいたので、汚れたバケツが乗ってる事を伝えたところ、防犯カメラでお婆さんの所在を確認してみたら、もう1台の方のエレベ−タ−に乗りながら普通に掃除をしてました(^_^;)

多分バケツの存在を忘れちゃってる感じで、2人笑ってしまいましたが。

その後バケツに気をとられていて、自分が車を停めた場所を何階か忘れてしまっていて、上下行ったりきたり探し回って散々だわと思っていたのですが...

でもそのお陰で、国道で何台かの玉突き事故があって探し回ってなかったら、ちょうどその時間で当たってしまったかもでした。

自動車関係の友人の話だと、通常は一番最後の車が悪くなってしまうみたいで、見た感じだと2台目が前に突っ込んで、後ろが次々って感じだった、急には止まれないので普段からきちんと車間距離取って走らないとですね−
Posted by at 2021年07月18日 18:47
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