2021年04月19日

グリセミックインデクスとグリセミックロード

グリセミックインデクスとグリセミックロード

予習編

 

0419.PNG


       
 雑誌NEJMに、グリセミックインデクス(GI)と、グリセミックロード(GL)に関する論文が掲載
されています。
私も漠然としか理解していませんので、一度勉強してみました。
参考文献やネットで調べましたが、結局は漠然とした理解に終始してしまいました。
身内のブログですので、ご容赦ください。

グリセミックインデクスとは、炭水化物の吸収割合と理解しておきます。
食品によっては、炭水化物の性質も含有量も吸収度も異なりますので、先ず、食品に含まれている
炭水化物を50グラムとして、横一線に並べてその吸収力を比較しました。
当然ながら吸収力とは血糖値です。
単に、最大血糖値を比較したのでは不公平が起きます。血糖曲線の下の面積を比較しました。
基準はグルコース50grを100としています。
問題とする食品のグリセミックインデクスは、下記の式から求められます。


          0419-2.PNG


つまり、グリセミックインデクスとは、ブドウ糖の吸収割合が100とした場合に、対象食品に含まれる
炭水化物の吸収割合を表します。

 (サトウキビを洗浄濃縮した後、不純物を排除し加熱精製すると、結晶化した「ショ糖」が抽出されます。
  グラニュー糖は、ほぼショ糖の結晶そのものなので純度が高く、余計なものが少ないです。
  砂糖(上白糖)は、そこに転化糖が振りかけられ完成します。
  転化糖とは、ショ糖を分解したブドウ糖と果糖の混合物のことをいいます。
  
  砂糖といえば日本では「上白糖」で、欧米では「グラニュー糖」です。
  
  「上白糖」は、きめが細かくしっとりしたコクのある甘みが特徴です。
   グラニュー糖に比べ、焼き色がつきやすいです。
  「グラニュー糖」は、さらさらとしていて、さっぱりとした甘みが特徴です。
   香りを楽しむコーヒーや紅茶に好まれます)

食品に含まれるGI値は、大きく3つに分類でき、GI値が70以上を高GI、56〜69を中GI、
55以下を低GIと区別します。
しかし、実際は3つに分けて考えるより、低GIなのか、それ以上のGI値の食品なのかという分け方で
考えれば大丈夫のようです。

例を挙げてみますと、チョコレートのGIは91で中華そばのGIは54です。
ならば、チョコレートの方が中華そばよりカロリーが多いかと言えばそうとは言えません。
チョコレートに含まれている炭水化物と、中華そばに含まれている炭水化物を同じ量にしての比較です。
もちろん、そんな量のチョコレートは一般的に食べません。単にチョコレートに含まれている炭水化物の
吸収が、中華そばの炭水化物より2倍近く勝れているということです。実際の食事に即していません。

そこで登場したのが、グリセミックロード(GL)です。

グリセミックロード(GL)とは、一般的な一食当たりの食品を比較して、
どの程度その食品の炭水化物が吸収されるかを比較した指数です。序列です。
       
              GL = GI ×(⾷品に含まれる糖質量)÷ 100

例えば、1食分のインスタントラーメンの1袋は85grで、それに含まれている炭水化物(糖)は55grです。
インスタントラーメンのGIが73とすると、
 
       吸収割合(つまりGIとすると)×炭水化物の量÷100(指数として調えるため)
              73×55÷100=40 となります。
              
              ・低GL は10 or less
              ・中 GL は 11 to 19
              ・高GL は 20 or more

Uptodateより調べますと、GIとGLを考えて食事をすることは大事だが、一緒に食べる食事の内容も
考えて、バランス重視ということのようです。


Glycemic index and glycemic load
Foods containing the same amount of carbohydrate can have
significantly different glycemic effects. In general, foods with higher fiber content have a lower glycemic index. These differences led to the development of the concepts of glycemic index and glycemic load.
For patients with type 2 diabetes, low glycemic index diets may provide a modest benefit in terms of controlling post prandial hyperglycemia, especially
in individuals previously consuming a high glycemic index diet . However, in recent systematic reviews, low glycemic index diets in individuals with diabetes or at risk for diabetes had equivocal impact on A1C compared with other diets .
Increasing fiber intake preferably through food(vegetables, fruits, legumes, and intact whole grains) may help to modestly lower A1C and at the same time promote eating lower glycemic index foods .



私見)
 ラーメン屋に行くと、時々体格のいいお兄さんが隣に座ります。煽られたらいちころです。そんなお兄さんがラーメン、チャーハン、餃子の大盛をたいらげます。私は野菜ラーメンにネギのトッピングです。
これからも自分の人生を貫きます。









posted by 斎賀一 at 22:22| Comment(0) | 糖尿病
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