小児のマスクについて
WHOから小児のマスクに対する説明が出ていますので纏めてみます。
1) 5歳以下の乳幼児はマスクをつけるべきでない。
(安全性と適切な装着指導に時間がかかるためです)
2) 6〜12歳の小児に関しては次の点を考量すべき。
・地域の感染状況
・小児が安全かつ適切にマスクをつけられるか。
・保護者がマスクの装着と取り外しを監視し、指導する必要がある。
3) 13歳以上の子供は大人と同様に扱ってよい。
4) 小児がマスクをしているときには保護者は必ず近くにいること。
5) 小児は一般的なマスクや不織布マスクを使用してもよい。
基礎疾患のある小児は主治医と相談の上、サージカルマスクを使用すべき。
小児がコロナに感染している可能性があれば、サージカルマスクをつける。
6) 大人と同様にマスクの装着と取り外しの前後には、手洗いの励行が大事。
マスクの前面に触らずに取り外し、バッグにしまっておくよう指導する。
7) 運動をする場合は、呼吸困難にならないためにマスクをつけない。
しかし、ランニングなどは1メートル以上離れるよう指導する。
その他のスポーツは、参加人数を制限したり配慮が必要。
手洗いの励行も徹底する。
8) 弁論大会や会話の指導の場合は、フェイスシールドで代用してもよいが、
十分な感染防止にはならないことと、破損したときの安全性を考量すべき。
私見)
最近では愛情あふれるマスクをしているお子さんがいます。
コロナに立ち向かうため、これからが勝負です。
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-children-and-masks-related-to-covid-19
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