2020年04月07日

新型コロナのパンデミックにおける内視鏡検査

新型コロナのパンデミックにおける内視鏡検査
 
AGA Institute Rapid Recommendations for Gastrointestinal
Procedures During the COVID-19 Pandemic



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 新型コロナの流行期において、世界で医療崩壊の危機が叫ばれています。
日本でも救急外来患者の受け入れに対して、医療側の拒否も報道されています。
崩壊は外ばかりでなく内側からも始まるのでしょうか。

 今回アメリカの学会AGAから、コロナ患者を想定しての内視鏡検査における勧告が掲載されています。
本論文の勧告を下記のPDFに短縮しました。


内容を纏めてみますと

1) 内視鏡検査そのものが、エアロゾルを発生させてしまいます。
   従って内視鏡検査室全体が汚染されてしまいます。
   特に大腸ファイバーは、コロナウイルスの排出があるので特に注意が必要です。

2) マスクはN95が適切です。
   コロナ患者を疑っている場合は、サージカルマスクを使用するならN95の再利用の方が有益である。

3) 患者がコロナかどうかに関わらず、この期間は手袋を2重にする必要がある。

4) 可能なら陰圧室での検査がよい。

5) 内視鏡の消毒は従来通りでよい。

6) 予防着の着脱は監視者の基で行う。






私見)
 本院はコロナ患者を想定しての検査はあり得ません。
 (従来通り、検査当日感冒症状のある方は、直前でも延期としています。治癒後2週間経過してから
  改めて検査となります。)
 参考になる点を気に留めましょう。
 尚、内視鏡学会のGastrointestinal Endoscopyから、更に詳細に記載されています。





勧告まとめ.pdf

本論文 胃カメラ 新型コロナ.pdf










posted by 斎賀一 at 20:09| Comment(0) | 感染症・衛生
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