2019年12月18日

過睡眠は脳卒中の危険因子

過睡眠は脳卒中の危険因子
 
Sleep duration, midday napping,
and sleep quality and incident stroke
 


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 以前より睡眠過多と不足は共に心血管疾患に悪影響を及ぼすと言われていますが、今回特に9時間
以上の睡眠は、脳卒中の危険因子との報告がありました。


纏めますと

1) 約32,000人の退職した中国人が対象です。
   心血管疾患や担癌のない人です。睡眠習慣を平均で6年間調査しています。
   脳卒中が5%発生しています。

2) 睡眠が9時間以上の場合は、7〜8時間の人と比べて脳卒中の危険率は1.23でした。
   また昼寝が90分以上の人は、30分以内と比べて危険率は1.25でした。
   何れもこの傾向は脳梗塞で顕著でした。

3) 長い睡眠は炎症や色々な因子が関与しているとしています。

2016年の雑誌Neurologyにも睡眠と脳卒中の関係が載っているとの事です。
原著を下記のPDFに掲載します。


簡単に纏めてみますと

1) 睡眠時無呼吸発作(OSA)は、脳卒中が2倍の危険因子

2) 脳卒中の後遺症としても過睡眠が約半数に起こる。
   一般的には数か月で軽快するが、時に継続してしまう事もある。
   逆に8〜9時間以上の睡眠は、脳卒中の頻度を45%も増加する。

3) 脳卒中の後遺症として、約50%が不眠傾向となるとの論文もある。
   (結局、脳卒中のあとは過睡眠か睡眠不足となるようです。
   睡眠時間と脳卒中とは、原因と結果の両方に関与しているのでしょうか。)

4) その他として、下肢むずむず症候群、レム睡眠障害が取り上げられています。

  (2日前からエバーノートの不具合で、本ブログはこれで終了といたします。)






私見)
 睡眠とは一種の炎症なのでしょうか。
 先日大阪帰りの妻がキャーと悲鳴をあげて寝ていました。
 私もこの歳になるまで一度も楽しい夢を見たことがありません。
 睡眠障害の私は、ある意味で救われているのかもしれません。








1 Sleep duration, midday napping, and sleep quality and incident stroke _ Neur.pdf

2 Role of sleep-disordered breathing and.pdf










posted by 斎賀一 at 19:34| Comment(2) | 脳・神経・精神・睡眠障害
この記事へのコメント
先日、先生もよく存じ上げてる方が亡くなった日に、仕事から帰ってきて父にも報告したのですが…

その晩、父が寝ていてウォーウォーと凄いうめき声をあげていたので、結石がもしや落ちてきたんではと思って、様子を見に行ったらうなされていて、声をかけたら凄い怖い夢をみたとの事でした( ̄□ ̄;)!!

やはり寝る前に、うちのおとっつあん世代には、そう言う話はタブーですね〜
次は俺の番かと思ってるので
Posted by at 2019年12月22日 08:33
追伸

父にはおおよそ予測がついたので、どんな夢を見たかは聞きませんでしたが、奥さまのキャ―はどんな夢だったか聞いてみましたか?
Posted by at 2019年12月22日 08:37
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