2018年11月29日

小児診療における・すべからず集

小児診療における・すべからず集
 
Five Things Physicians and Patients Should Question



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 アメリカの小児科学会のAAPより、小児科医のすべからず集が出ましたので掲載してみます。


1) 侵襲的な細菌感染症では血液、尿やその他の適切な細菌培養をせずに、経験的に抗生剤を処方
   すべきでない。当然例外のケースは除いて。

2) 手術の前後に(周術期)広範スピクトルムの抗生剤の予防投与をすべきでない。
   クリーンになった部位や切開部位の縫合がされる場合、抗生剤の予防投与の際にも充分な注意が
   必要。狭いスペクトルムの抗生剤の予防投与は周術期に認められてはいる。

3) 合併症のない肺炎では、アンピシリン(パセトシン、ワイドシリン)以上の広範スペクトルムの抗生剤
   を使用すべきでない。

4) 新生児のNICでバンコマイシン、カルバペメム等は使用すべきでない。

5) 合併症のない場合は、中心静脈によるカテーテル(IV)での抗生剤投与は長期にならないよう注意し
   経口投与に切り替える事を試みてください。





私見)
 本院での対応に関しては
 ・重症感染症に移行する可能性があれば先ず血液、尿培養を行い抗生剤の投与を計画する。
 ・一般的な肺炎はパセトシンを投与

 子供の目線での診療とは、医療の日進月歩とは別次元の話かもしれません。
 尚、以前にも同様なパンフがありましたので同時に下記に掲載します。





AAP_Infectious-Disease-Choosing-Wisely-List.pdf

10Things_AAAAI-feb2014 (2).pdf












posted by 斎賀一 at 13:49| Comment(1) | 小児科
この記事へのコメント
先生、喉の漢方薬が抜群効きます(^^)v

痛いと思って、すぐ使ったらお陰さまで、一発で治りました―ありがとうございます(^o^)/
Posted by at 2018年11月30日 08:11
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