2018年09月26日

新生児黄疸の光線療法は痙攣のリスク?

新生児黄疸の光線療法は痙攣のリスク?
 
Phototherapy and Seizures: Should We Change Practice?



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 生後24時間以内に顕在化する黄疸は、殆どが溶血性疾患で迅速な対応が必要である。(今日の臨床サポートより)  ※私のブログをご参照ください。 (核黄疸で検索)

新生児の黄疸の治療には、光線療法が核黄疸の予防に適している事は周知の事実ですが、今回雑誌ediatricsより、光線療法後に痙攣や抗痙攣薬を必要とするケースが増加していたとの報告がありました。


1) 約500,000人の妊娠35週以上で出産した新生児を対象にしています。
   登録した新生児は、生後60日までは痙攣がありませんでした。
   約8%が光線療法を受けています。

2) 5歳までに痙攣発作の診断が1回以上あり、抗痙攣薬を処方された人を調べますと、明らかに光線
   療法を施行した場合のほうが多く見受けられました。
   光線療法群で1.24人/1,000人/年、受けない群で0.76人/1,000人/年
   結果は十分な補正(adjusting)をされているとの事です。

3) 適応外での安易な光線療法は避けるべきとしています。




  
私見)
 光線療法の適応を下記のPDFに掲載します。
 的確で迅速な診断が求められます。
 メジャーな雑誌ですから、バイアスは無いものと思います...(?)




光線療法の適応.pdf

核黄疸 光線療法.pdf










posted by 斎賀一 at 19:16| Comment(0) | 小児科
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