2017年09月30日

インフルエンザの併用療法

インフルエンザの併用療法
 
Oseltamivir, amantadine, and ribavirin combination
antiviral therapy versus oseltamivir monotherapy
for the treatment of influenza


0930.PNG

         

 危険因子(65歳以上、喘息、肥満)が一つ以上ある600人のインフルエンザ患者に対して、3者併用療法(タミフル+アマンタジン+リバビリン)を行いました。
タミフルはご存じの定番、アマンタジンは以前インフルエンザに用いられていましたが、耐性化で現在は全く用いられていません。リバビリンは肝炎などで用いられている抗ウイルス薬です。

結論的には臨床症状では全く効果はありませんでしたが、ウイルスのシェーディング(ウイルスの排出)に対しては、抑制的に効果がありました。
費用対効果の問題もありますが、予防やウイルスの耐性化対策に期待があるとの論評でした。




私見)
 現段階では、インフルエンザの薬を併用するのは効果が無いようです。
 重症化を防ぐ意味でも、特に乳幼児や高齢者の方のインフルエンザワクチン接種をお勧めします。
  (また家庭内の伝播を防ぐことからも、皆さんにお勧めしています。)
 4価になって値段が高くなったのも原因で、接種率が低下している事が懸念されています。




Oseltamivir, amantadine, and ribavirin combination antiviral therapy versus (2).pdf






 
posted by 斎賀一 at 15:46| Comment(1) | インフルエンザ
この記事へのコメント
インフルエンザに感染しやすい環境にいるので、ワクチンはずっと接種してますが、そのお蔭で20年近くインフルエンザにかかってないですね(^o^)

ワクチンを接種してれば、かかっても重症化は防げるので、自分の周りの人や自分の為にも、私は今年もお願いしたいです。

先生にご紹介いただいたとこも、かなり混んでるみたいで、2〜3時間待ちはざらみたいですが…
朝早くから並ぶ気力が私にはないので、様子を見ながら行ってみます!!!
Posted by at 2017年10月01日 08:48
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