2021年10月09日

糖尿病治療薬のSGLT-2阻害薬とGLP-1作動薬の比較

糖尿病治療薬のSGLT-2阻害薬とGLP-1作動薬の比較

短報

Sodium–Glucose Cotransporter-2 Inhibitors Versus Glucagon-like
Peptide-1 Receptor Agonists and the Risk for Cardiovascular
Outcomes in Routine Care Patients With Diabetes Across Categories
of Cardiovascular Disease
  


   
 糖尿病治療薬は、選択肢が広がっています。更にSGLT-2阻害薬と
GLP-1作動薬は、ともに心血管疾患に対しても有効性が証明されています。
その点に絞ってのガチンコ勝負の論文が掲載されています。


 • 主要転帰は心筋梗塞、脳卒中、心不全の入院、心血管疾患関連の
   死亡です。
   現在のガイドラインでは、糖尿病と心血管疾患の合併のある患者さんでは、SGLT-2阻害薬と
   GLP-1作動薬ともに適応薬剤です。
   初期治療としてどちらが有効かを調べています。

 • 心不全の入院率は年間で、SGLT-2阻害薬が1.2%、GLP-1作動薬が
   1.7%でした。
   心筋梗塞、又は脳卒中は、SGLT-2阻害薬が2.1%、GLP-1作動薬は2.4%
   でした。
   いずれもSGLT-2阻害薬がやや優勢です。



私見)
 どちらが優位とは言えない結果です。
 次回のブログでGLP-1作動薬について勉強し、本院の取り組みを紹介します。




Sodium–Glucose Cotransporter-2 .pdf








posted by 斎賀一 at 17:30| Comment(0) | 糖尿病