ファイザーワクチンのデルタ株に対する有効性
Effectiveness of Covid-19 Vaccines against the B.1.617.2 (Delta) Variant
This article was published on July 21,2021, at NEJM.org
This article was published on July 21,2021, at NEJM.org
デルタ株は今や世界中で検出され、英国では症例が顕著に増加しています。
この変異株に対するファイザーワクチンと、アストラゼネカワクチンの有効性を調べた論文が雑誌NEJMに掲載されています。論文の詳細は割愛いたします。
1) 症状を訴えたが検査で陰性であった⼈をコントロール群とし、デルタ株が流⾏し始めた期間中に、
デルタ株またはアルファ株によって引き起こされる有症状の Covid-19 に対する、ワクチン接種
の有効を推定しています。
2) 結果はファイザーワクチンでは、2回接種後の有効性はアルファ株感染者で 93.7%
デルタ株感染者で 88.0%でした。
アストラゼネカ ワクチンでは、2回接種後の有効性はアルファ株感染者で 74.5%
デルタ株感染者で 67.0%でした。
私見)
ワクチンの効果が88%もあるとは頼もしい感じです。
デルタ株に対する本院の取り組みに関しては、この後記載したいと思います。