2020年11月13日

新型コロナ感染の予防にリステリン

新型コロナ感染の予防にリステリン
 
Lowering the transmission and spread of human coronavirus



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 新型コロナ感染の予防にはマスクとフィジカルディスタンスが基本ですが、医療機関では患者さんとの
距離を2m以上離れたり、患者さんにマスクを装着してもらうのが不可能な事があります。
歯科では既にリステリンで予め口腔をすすいでもらう処置を行っているとのことです。

 今回雑誌medical virologyに、実験レベルですがリステリンの有効性を証明した論文が出ています
ので、纏めてみました。
東京歯科大の論文も下記に掲載します。


1) 新型コロナウイルスを直接実験で使用するには危険性が高く、且つ実験費用も重なりますので
   本論文では通常の風邪のコロナウイルス(HCoV)を使用しています。

2) 人体の呼吸器組織より細胞を採取して細胞培養を行い、それにコントロール群(MOCK感染)と
   HCoV感染群とに分けてウイルスを感染させ、そこに薬剤を接触し効果を調べています。
   口腔洗浄を30秒、1分、2分に想定して、接触時間を決めています。
   判定は、下記の様に3日間による細胞の変化を調べています。
   上の図のMOCKの様なら薬液の効果ありとなります。



          21113-2.PNG





3) 結論的には、リステリン30秒の接触でウイルスの活性化は99%以上低下していました。



          21113-3.PNG   ←クリックで拡大




  
4) 本研究では、新型コロナウイルスを使用していないという制限があります。
   更に実験からのデータです。
   口腔洗浄は、当然ながらマスクやフィジカルディスタンスの補助的な意味合いしかありませんが、
   それでも様々な診療の場面で活用が出来そうだとしています。






私見)
 本院でも活用しようと考えました。
 飲食関係者も応用してはと思います。
 (妻の意見では、“まずくてすぐに吐き出してしまうわ” との事ですが...。)







本論文.pdf

1 リステリン 東京歯科大学.pdf

2 リステリン.pdf

3 リステリン2.pdf











posted by 斎賀一 at 18:15| Comment(0) | 感染症・衛生