2020年09月04日

新型コロナの小児における無症状感染率

新型コロナの小児における無症状感染率
  
Prevalence of SARS-CoV-2 Infection in Children
Without Symptoms of Coronavirus Disease 2019
  


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 小児は新型コロナに感染しにくいと一般的には思われていましたが、注意する必要がありそうです。
雑誌JAMAより無症状の小児(0〜18歳)を検査して陽性率は1%以下(250/33,041)でしたが、感染の状況(週刊情報)と地域による差が大きく関与して、0~2.2%の幅があると報じています。






31 無症状小児 コロナ .pdf













posted by 斎賀一 at 22:30| Comment(0) | 小児科

香港における新型コロナの再感染例

香港における新型コロナの再感染例

 
First Documented Coronavirus Reinfection Reported in Hong Kong



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 33歳の男性が最初に新型コロナの感染を確認されて4か月後に、再感染したとの報告が香港よりあり
ました。今までもPCR検査で2度陽性例が報告されていますが、それらは明白な再感染なのか不明との
ことです。

 今回の症例は遺伝子配列も調べられており、別の遺伝子の新型コロナによる再感染を確認した最初の症例とのことです。


1) 男性は3月26日に最初の感染をしていますが軽症でした。
   3月29日に入院し、4月14日にPCR検査で2回陰性を確認し退院しています。
   その後スペインに旅行後の5月15日に、空港での唾液PCR検査で陽性の診断を受けています。
   抗体検査は受けていませんが、2回目の感染は無症状でした。
   この感染に関して遺伝子配列を調べていますが異なるウイルスであることを確認しています。

2) 1回目の感染では十分ではないが、それなりの免疫機構が記憶して2回目の感染の際には免疫機構
   が賦活(ブスター効果)され、完全に感染を防御したものと解釈しています。
   希望的観測の研究者によりますと、一般的な普通の記憶でも2度3度と経験することにより、記憶が
   確かなものとなるように、新型コロナも普通のコロナウイルスの様に感染を繰り返すことにより免疫
   が確実なものとなるとしています。
   このことはワクチンが仮に不十分でも、やがて感染を繰り返すことにより免疫は増強され、感染防御
   に繋がるとしています。
   しかし全く反対の見解もあり、感染症は2度目の方が重症化する場合もあり油断ができないとして
   います。

3) 本症例は、今後のワクチンの有効性に関して示唆に富むとしています。






私見)
  本来マイナス思考の楽観論者である私としましては、この報告は心強いものです。






21 First Documented Coronavirus Reinfection Reported in Hong Kong - The New York Times.pdf















posted by 斎賀一 at 22:24| Comment(0) | 感染症・衛生

適切なフィジカルディスタンス(ソーシャル)は? は?

適切なフィジカルディスタンス(ソーシャル)は?
 
Two metres or one: what is the evidence
for physical distancing in covid-19?



 遅ればせながら、フィジカルディスタンスに関しての提言が雑誌BMJに掲載されていましたのでブログ
しようと思いましたが、既に完璧なネット情報がありましたので下記のPDFにて掲載します。
 結局は飛沫感染といっても、昔の研究により飛沫粒子を単に大きいものと小さいもとに分けているだけで、現在の複雑ないろいろな状況には適当でないとしています。
三密を考慮して、ディスタンスを設定する必要があるとしています。




          20904.PNG



 
なお、新型コロナ関連の文献紹介も下記のネットにありましたので、参考にしてください。



 http://www.isobe-clinic.com/index.html



11 ネットより.pdf













posted by 斎賀一 at 21:51| Comment(0) | 感染症・衛生