2020年01月21日

インフルエンザは今後も流行の危険

インフルエンザは今後も流行の危険
 
Elevated In􀂀uenza Activity: In􀂀uenza B/Victoria and
A(H1N1)pdm09 Viruses are the Predominant Viruses
 


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 正月明けからは、インフルエンザの流行がやや収まったかに見えます。
しかしアメリカのCDCからの報告では、未だ流行の勢いは続いているとの事です。
それはA型(H1N1)インフルエンザが流行し続けているのと、B型(Victoria)が流行の兆しがあるためとしています。日本でも同じ傾向が見られます。 (下記の図を参照)
特に2歳以下の乳幼児では、インフルエンザで入院する危険性はA型よりB型の方が高いとの事です。
重症化もB型の方があるようですし、更にB型はタミフルの効果が低いと言われています。
早期治療と、ワクチンを接種していない乳幼児は、今からでも是非接種を行って対策をしてください。




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インフルエンザ HAN Archive.pdf






 

posted by 斎賀一 at 19:15| Comment(1) | インフルエンザ

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は過去最多

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は過去最多
 
    

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 昨年は、SFTSが過去で一番多く報告されたとの事です。
マダニによる病気で有名なのが、日本紅斑熱とSFTSです。
日本紅斑熱は細菌で起きますのでテトラサイクリンが有効ですが、SFTSはウイルスにより発症するため
治療法がありません。
 日本紅斑熱と鑑別が必要なのが、ツツガムシ病です。
ツツガムシ病も細菌で発症するため、テトラサイクリンが有効です。


症状を纏めてみますと

1) 日本紅斑熱とツツガムシ病
   ・3徴が特徴 (発熱、皮疹、ダニの刺し口)
   ・初診時に発熱は75%、刺し口も75%しか同定できない。
   ・千葉県に多い。
   ・皮疹の鑑別は下記のPDF

2) SFTS
   ・発熱以外に特徴のある症状はない。
   ・熱の原因が不明の場合、採血して白血球減少、血小板減少があれば疑う。
   ・刺し口は45%しか同定できない。
   ・九州、中国地方に多い。

   その他、6日〜2週間の潜伏期間を経て、発熱、消化器症状 (食欲低下、眠気、嘔吐、下痢、腹痛
   等)が多くの症例で認められ、その他、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節
   腫脹、皮下出血や下血などの出血症状を起こし、重症化すると血球貪食症候群や多臓器不全を
   起こして死亡することもあります。






私見)
 千葉県と九州方面に御親戚のある方は注意しましょう。







1 sfts.pdf

2 マダニ2.pdf

3 厚労省.pdf

4 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について_ _Font Size=_6_斎賀医院壁新聞_Font_.pdf

5 マダニ感染症_ _Font Size=_6_斎賀医院壁新聞_Font_.pdf

6 日本紅斑熱とツツガムシ病の見分け方_ _Font Size=_6_斎賀医院壁新聞_Font_.pdf










  
posted by 斎賀一 at 18:50| Comment(1) | 感染症・衛生