2019年04月27日

心室性不整脈と自律神経障害

心室性不整脈と自律神経障害

Nocturnal ventricular arrhythmias are associated with the severity of
cardiovascular autonomic neuropathy in type 2 diabetes



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 糖尿病患者で、心血管性の自律神経障害が高度の場合は、夜間の心室性不整脈(心室性期外収縮)
の頻度が高くなるとの報告が中国南京の研究者よりありました。


 1) 心血管性自律神経障害(CAN)とは、起立性低血圧、呼吸性脈拍変動、起立性脈拍変動、
    バルサルバ手技による脈拍変動などです。

 2) CANが確定してからホルター心電図検査を実施しています。
    CANの程度を、無し、早期、確定、進行性の4段階に分類しています。

 3) CANが無い場合は、夜間心室性不整脈が18.6%、早期が29.9%、確定が36.2%、
    進行性が60%でした。
    CANが増大すると、夜間不整脈の危険率は1.765でした。

 4) 夜間不整脈は、心血管疾患の重症化と夜間の死亡率と関連があると言われており、
    CANと夜間不整脈、特に心室性期外収縮の診断が重要としています。



私見)
 今後、特に糖尿病患者さんでの心電図検査時に立位での追加測定をする事と、ホルター心電図では、
夜間での心室性期外収縮の頻度に注目する必要がありそうです。



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posted by 斎賀一 at 16:23| Comment(1) | 循環器