2019年04月01日

キノコ類が認知症を予防する?

キノコ類が認知症を予防する?
 
The Association between Mushroom Consumption
and Mild Cognitive Impairment:
A Community-Based Cross-Sectional Study in Singapore


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「スゲェー!」



 1週間に2回キノコを食べると、軽症の認知症を約50%も減少出来るとの論文が出ました。


medscapeの記事を纏めますと

1) シンガポールの中国系住民を対象
   60歳以上の663人を登録。1週間に1回以下と比べて、2回以上の摂取で軽症認知症の発生に
   効果があるかを調べています。
   内訳は正常者が573人、軽症認知症が90人です。

2) 1週間に1回キノコを摂取すれば1ポイントとして、1週間単位と1か月単位(1週間に1回以下
   しか摂取しない人のため)で調査しています。
   調理されたキノコをカップ3/4(150g)で1ポイントとして計量しています。

3) 当然ながら軽症認知症では高血圧、糖尿病、脳卒中、社会的活動の低下を伴っていました。

4) キノコの摂取が低いと、軽症認知症の危険率は1.43です。
   キノコを週に2回以上摂取すると、危険率は0.43に低下しています。
   野菜、肉類、体重、関節炎、胆癌、との関与はありませんでした。

5) キノコ類に多く含まれているergothioneineが抗酸化作用、抗炎症作用を発揮してアミロイド-β
   やタウ蛋白の形成を抑制すると推測しています。
   但し、本研究は観察研究のための限界があるとmedscapeは指摘しています。
   また、たった1つの食材が認知症の予防を解決できるとは考えられず、総合的に健康な食生活が
   大事だとコメントもしています。






私見)
 本論文の主旨は、キノコを含めて脳の機能に良い健康な食材があると言う事です。
 決してサプリメントではなく身近な健全、健康な食生活を心掛けましょう。
 私はシイタケが大好物なので、妻に怒られそうですが、取り敢えず1週間に2回は食卓にシイタケを
 出してもらいたいものです。セルフサービスではなく。






The Association between Mushroom Consumption and Mild Cognitive Impairment_ .pdf













 
posted by 斎賀一 at 20:10| Comment(1) | 脳・神経・精神・睡眠障害