2019年03月07日

C型肝炎治療薬の進歩

C型肝炎治療薬の進歩



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 C型肝炎の経口治療薬であるDAAの進歩は、更に新しい段階を迎えています。

一つには治療期間の短縮で、6〜8週間が可能となっています。
そして代表的DAAのハーボニーに効果が認められなかった、耐性ウイルスに対する新たなDAAも登場
しました。更にウイルスの様々なジェノタイプに対して対応できるDAAも増えてきました。
また非代償性肝硬変患者にも、かなりの確率で治癒(SVR)が期待できるDAAが上市されました。


・マヴィレット
 今やハーボニーを抜く勢いです。治療期間は8週間と短縮されています。
 更にパンジェノタイプといって、ジェノタイプに関わらず適用されます。

・エプクルーサ
 一度目のDAA治療で効果が認められなかったC型肝炎患者に対しても適用が認められています。
 更に非代償性肝硬変(症状のある肝硬変患者)にも効果を認めており、適応範囲が広がっています。

・JNJ-4178
 パンジェノタイプです。
 治療期間は更に短縮され、6週間で効果が90%以上です。
 現在治験の第V相の段階ですが、内容は下記のPDFの通り報告されています。
 (開発メーカーのヤンセンは、DAAの開発から撤退したとの報道が以前ありましたが、下記のPDFの如く
 研究報告は続いています。大いに期待したいところですが、その点を担当者にしばらく前から質問して
 いるのですが明確な回答を頂いておりません。興味のある方は直接ヤンセンに連絡してみてください。
 飽きっぽい私はもう諦めました。)





私見)
 どんな分野でも進歩、発展はものすごい勢いです。
 ほんの少し前までは無理と思っていた医療環境が一変して、可能な世界へと開けています。
 プライマリケアの私も「チコちゃん」に叱られないようにしなくてはいけません。
 叱られないための奥の手として、下記のアクセスが有効です。



http://chiba-kantomo.com/



1 daa hcv.pdf

2 マヴィレット.pdf

3 c型肝炎.pdf

4 daa 新薬.pdf

5 エプクルーサ配合錠1.pdf

6 JNJ‐4178 (AL‐335, Odalasvir, and Simeprevir) for 6 or 8 Weeks in Hepatitis C.pdf

7 JNJ-4178.pdf











posted by 斎賀一 at 15:34| Comment(0) | 肝臓・肝炎