2019年03月01日

前立腺癌のPSA監視療法の傾向

前立腺癌のPSA監視療法の傾向
 
Use of Active Surveillance orWatchfulWaiting for
Low-Risk Prostate Cancer and Management Trends
Across Risk Groups in the United States, 2010-2015



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 低リスク患者におけるPSA監視療法の傾向に関する論文が雑誌JAMAに掲載されていましたので、
PDF化しました。

PSA監視療法に関しては「今日の臨床サポート」をコピペしました。

「PSA監視療法(Active surveillance )とは、積極的な治療をせず、PSAを定期的に採血し、PSAの
上昇や画像所⾒により、必要があれば再⽣検を⾏い、病勢の進⾏を評価する⽅法である。
具体的には、PSA測定と直腸診を3〜6カ⽉ごとにチェックし、1〜3年ごとに⽣検を⾏う評価⽅法で、PSA倍加時間が3年以上の場合や⽣検でグリーソンスコアの上昇や陽性コアの増加、腫瘍体積の増⼤を⽰唆する所⾒を認めない限りは、経過観察を継続する。PSA監視療法は、PSA≦10ng/mL、臨床病期≦pT2、陽性コア数≦2本(ただし、ターゲット⽣検、saturation⽣検の場合はこの限りではない)、
グリーソンスコア≦6、さらにPSA濃度(PSAD)<0.2あるいは<0.15ng/mL/mLの症例が適応となる。
 PSA監視療法は、いくつかの研究において低リスク前⽴腺癌患者や予後の10年未満の患者にPSA監視療法を適応した場合には、根治⼿術群と⽐較して全⽣命予後に⼤きな差がないことが明らかになっている。」

また低リスク患者の定義については、下記のPDFをご参照ください。
結論的には低リスクにおけるPSA監視療法が増加傾向ですが、放射線療法は全般的に減少傾向のようです。






私見)
 論文のグラフが一目瞭然ですので、下記のPDFをご参照ください。
 重要な決断が必要な場合には患者さんに時間を設けて説明しますが、最後に質問されるのは

      「ところで、皆はどうしていますか?」

 十分に納得してもらうためにも、世の中の動向が大事なようです。







1 Low-Risk Prostate Cancer and Management.pdf

2 本論文より.pdf

3 前立腺癌学習.pdf

4 前立腺癌ガイドライン.pdf










posted by 斎賀一 at 21:45| Comment(0) | 泌尿器・腎臓・前立腺