乳幼児に使えるアレグラDSが供給再開
<業務連絡用>抗アレルギー薬のアレグラドライシロップが供給を再開したとの報道が、日経メディカルからありました。
抗ヒスタミン薬の場合は、鼻汁や喀痰を粘稠にすることが心配されていますが、その後開発された抗アレルギー薬には、そのような副作用はあまりないとされています。
眠気に関しても、抗アレルギーの方が抗ヒスタミン薬よりも少ないようです。
アレグラは特に脳内移行が一番低く、乳幼児には処方しやすいと考えています。効果が乏しい時に倍量服用しても、脳内移行は限定的とのことです。
そのためか、アレグラDSには体重依存性よりも年齢により、かなり幅を持たせた適応量となっています。
本院では
・幼児には 0.3g×2回
・幼稚園児 0.6g×2回
・小学生は 0.6g×2回 又は アレグラH(30mg/tab)
・中学生は アレグラ(60mg/tab)
アレグラds.pdf
注意を要する名称類似医薬品の組み合わせ.pdf
抗アレルギー薬の脳内移行.pdf