2019年01月23日

乳幼児に使えるアレグラDSが供給再開

乳幼児に使えるアレグラDSが供給再開
           <業務連絡用>



 抗アレルギー薬のアレグラドライシロップが供給を再開したとの報道が、日経メディカルからありました。
抗ヒスタミン薬の場合は、鼻汁や喀痰を粘稠にすることが心配されていますが、その後開発された抗アレルギー薬には、そのような副作用はあまりないとされています。
眠気に関しても、抗アレルギーの方が抗ヒスタミン薬よりも少ないようです。
 アレグラは特に脳内移行が一番低く、乳幼児には処方しやすいと考えています。効果が乏しい時に倍量服用しても、脳内移行は限定的とのことです。
そのためか、アレグラDSには体重依存性よりも年齢により、かなり幅を持たせた適応量となっています。




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本院では

      ・幼児には   0.3g×2回
      ・幼稚園児   0.6g×2回
      ・小学生は   0.6g×2回 又は アレグラH(30mg/tab)
      ・中学生は   アレグラ(60mg/tab)





アレグラds.pdf

注意を要する名称類似医薬品の組み合わせ.pdf

抗アレルギー薬の脳内移行.pdf












posted by 斎賀一 at 19:37| Comment(0) | 小児科