2018年11月21日

乳幼児の尿路感染症の治療は早期に!

乳幼児の尿路感染症の治療は早期に!
 
Risk Factors for Delayed Antimicrobial Treatment
in Febrile Children with Urinary Tract Infections



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 乳幼児の尿路感染症は、治療が遅れると腎の組織に瘢痕化を誘発、又は悪化させるとの報告が
あります。よって大人よりも更なる早期診断、早期治療が重要です。


 今回の論文では、発熱から治療開始までの時間経過(タイムラグ)を調べました。

1) 対象は生後2~72ヶ月の尿路感染症と診断された乳幼児です。
   660名が登録されました。

2) 発熱から治療までの時間経過は、平均で56時間です。
   1歳未満の乳幼児は45時間に対して、1歳以上では71時間でした。






私見)
 想像とは異なり、1歳以上の幼児の方が治療が遅れています。
 確かに1歳未満の乳児では、感冒症状がなければ尿路感染症をまず疑い、尿検査を行う機会が
 多いと思われます。
 感冒症状があっても尿路感染症は否定できません。
 意外に年長児では、その点が盲点になっているのかもしれません。






Risk Factors for Delayed Antimicrobial Treatment in Febrile Chi.pdf










posted by 斎賀一 at 18:44| Comment(0) | 小児科