2018年11月06日

誰にも理解されない私の変な趣味

誰にも理解されない私の変な趣味
 
〜村田真野先生への感謝をこめて〜




 私が医者になって何時のころからかは覚えていませんが、文献や書籍を読んで疑問に思うと、直接執筆者に誰彼構わず電話を掛ける癖がありました。その結果は殆どが叱責されるか罵倒される事になるのですが、それが一層拍車をかけて、とうとう趣味の領域になってしまいました。
その話をすると一晩中になってしまいますが、紙面の都合にて2〜3件だけご紹介します。


1) 数十年前に、突然ある帝国大学の学長にお電話しました。運良く秘書の方が取り次いでくださって 
   お話が出来ましたが、のっけからその学長はお怒りで、質問の内容を聞いて頂く事も出来ず終始
   まくし立てていました。
   「俺は今から京都国際会議場に出席するためタクシーを呼んで待たせているんだ。何だ貴様は。」
   それから只々罵倒され続けましたが、私も申し訳ないと思い「タクシーがお待ちではありませんか。」
   と申しますと「ふざけんな!」の声と共に電話機が壊れんばかりの音がして切れました。

2) 皇室ご用達の病院の皮膚科部長先生にお電話した時も「貴様、何を考えているんだ。」と、最初から
   高圧的なお話しぶりでした。「いや、先生の御著書を拝読し、疑問を持ちましてお電話しています。」
   「馬鹿野郎!」この時は、あっという間のお怒りで終わりとなりました。

3) 高名な国立大学の教授にお電話した時は、最初からヒソヒソ話で始まりました。「いま教授会をして
   いるんですよ。何なんですか。質問ですって? 一体あんたは誰なんですか。初めてだって!?
   冗談を言うな。何、声が大きすぎますって。」最後は我を取り戻されて、低い声で「君は非常識だ!」
   この先生が今までで一番紳士的でした。

 御著明な先生に怒鳴られれば、尚更私の趣味は止みません。
そんな中、意外にも親切に書籍や資料を送ってくださった先生方も極めて稀にいらっしゃいました。
以前の国立がんセンター総長の土屋了介先生、埼玉医大の片山茂祐先生及び医局員の方には、地獄で仏のようなご教示をいただきました。
またいつか、そのような感動的な出会いを求めて私の趣味は続きます。


 何とそんな折に、逆の体で私のブログを当の論文の著者の村田真野先生がご覧になられてコメントを頂きました。本当にありがとうございました。
本ブログは内々の物ですが、今後も身の丈に合った内容を発信したいと思います。
 最後に、今韓国では革新の嵐が吹いています。南北融和のムードの中で、脱北者に対する風当たりは手の平を返したように韓国内でひどくなっているようです。
そんな中、脱北者の漫画家のチェ・ソングス氏は、脱北者の惨状を漫画で発信しています。

「私には誰にもない能力がある。それは漫画と言う武器だ。それを使って私は逃げる事をしない。」

立派な人は輝く言葉を持っています。そんな言葉を心にしまって... お休みなさい。








posted by 斎賀一 at 21:51| Comment(2) | 日記