2018年04月03日

耳鳴りの新時代

耳鳴りの新時代
 
Tinnitus
N Engl J Med 2018;378:1224-31.



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 私も20年近く耳鳴りに悩まされています。
諦めが肝心と思っており、患者さんに相談を受けても積極的には受診を勧めませんでした。
ドクターサロンでも記事が紹介され、一応知識はあるものの対岸の治療と思っていましたが、今回NEJMの総説で治癒する段階に来ている事を知りますと、我が事は兎も角として(?)適切に対応しなくてはならないようです。


纏めてみますと

1) 急激な難聴は急激な耳鳴りの出現となるが、緩徐な難聴は数か月から数年に掛けた耳鳴りの増悪と
   なるのが一般的である。

2) 中等度の耳鳴りは40%、高度な耳鳴りは20%、が5年で自然治癒する。
   この治癒の可能性を高める事が現在の治療の主眼であり、患者に適切な方法を勧めなくてはなら
   ない。

3) 難聴が誘因となり聴覚の中心器官で代償的変化が生じ、それが聴神経の活発化を誘導し、その結果
   病態的対応として耳鳴りが生ずる。
   (聞こえなくなるから、聴覚の神経あたりが変に音のチューニングをして耳鳴りが起るのでしょうか。)
   聴覚に対する音の刺激療法は、聴覚中枢器官を音で刺激して、病態的変化を矯正する働きがある。
   色々な方法を組み合わせる事で効果を上げている。

4) 薬物療法、特に向精神薬やハーブ、サプリメントの効果は低いしエビデンスも少ない。

5) 心理療法(biofeedback、瞑想、cognitive behavioral)は効果があるが、エビデンスとしては
   反対の結果もある。





私見)
 では、どこの病院に行ったらよいのかが問題となります。
 それは私の宿題として、取り敢えず信頼できるネットがありましたので掲載します。
 また、ドクターサロンにも以前より記事が載っていますので併せて掲載します。





ドクターサロンより.pdf

ドクターサロンー2.pdf

耳鳴りのサイト−1.pdf

耳鳴りサイト−2.pdf

耳鳴りの病院.pdf



















posted by 斎賀一 at 19:50| Comment(1) | その他