2018年02月23日

ゆっくり食べれば痩せられる

ゆっくり食べれば痩せられる
 
Effects of changes in in patients with diabetes:
a secondary analysis of longitudinal health check-up data



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 日本発の文献がBMJに掲載されていました。
ゆっくり食べると体重やウエストの減少に繋がるとのデータです。しかも当然ながら、生活の質(QOL)も
向上しています。


1) 日本で糖尿病と診断された約60,000人を対象にしています。
   期間は2008~2013年です。

2) 内訳は、パクパク食べる人が22,000人、普通が33,500人、ゆっくりが4,200人です。

3) 肥満になる率は、パクパクと比較して普通は29%の減少、ゆっくりは42%の減少でした。

4) パクパク食べると食物の味が分からず、食事の満足度も低下して、摂取量が増加してしまうからだ
   としています。
   以前の論文でもパクパク食べるとインスリン抵抗性に影響して、耐糖能の障害に繋がるとの指摘が
   あるようです。

5) その他として

   ・就眠2時間前の食事は避ける。
   ・夕食後のお菓子を摂らない。
   ・食事を抜かない。
   ・アルコールとタバコも注意。

    としています。





私見)
 糖尿病の患者さんにはゆっくり噛んで食べるように勧めていますが、まさにそれを証明する論文で、
 今後も自信を持って指導していきます。
 但し、本論文では限界(limitation)があります。
 食べる時間群も感覚的なアンケートによります。
 また、個人的にはバイアスがありはしないかと思います。

 以前によく家内から、「あなたは食べるのが早いわね。それだけ体力があるからよ。」と言われました。
 因みに、家内は食が細いのです。

 早く食べるから太るのか、太っているから早く食べられるのか?






Effects of changes in eating speed.pdf







posted by 斎賀一 at 21:30| Comment(1) | その他