2017年10月12日

新生児のインフルエンザ対策

新生児のインフルエンザ対策

 

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 小児学会から、新生児のインフルエンザに対するガイドラインが発表されました。
基本的に下記の点が注意事項となると思います。


1) 生後2週間を過ぎていればタミフルを3mg/kg/回を1日2回服用。
   生後2週間以内の場合は、タミフルの嘔吐などの副作用に注意して投与する必要がある。

2) 予防投与は原則行わない。

3) 母親がインフルエンザに罹患していても母子共に同室を妨げないが、手洗いやマスクなどの十分な
   感染の対策を講じる必要がある。
   出来れば1.5メートルは離れるようにする。
   搾乳をして別の人が哺乳瓶で授乳する方法もある。

4) 産院やNICUでの詳細は下記のPDFを参照


Uptodateより引用してみますと

1) インフルエンザに罹患した母親が新生児と別の部屋にいてその間に母乳を与えたいと強く希望
   すれば、搾乳をして哺乳瓶で別の人が新生児に与える。

2) インフルエンザに罹患した母親がタミフルを服用しても、タミフルやその代謝物は母乳に極少量しか
   移行しないので、新生児には影響はない。
   イナビル(吸入薬)はデータがなく、安全性に関しては不明。




私見)
 従来通りに本院でも1歳以下の乳幼児に対して必要があればタミフルを処方いたします。
 母親や乳幼児で発症1日以内の場合は富士フイルムの「富士ドライケム」による早めの診断を進めて
 参ります。





小児学会.pdf





posted by 斎賀一 at 14:52| Comment(0) | インフルエンザ