2017年07月25日

新生児の搾乳器による汚染

新生児の搾乳器による汚染

Cronobacter sakazakii Infection Associated with
Feeding Extrinsically Contaminated Expressed
Human Milk to a Premature Infant − Pennsylvania, 2016
           


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 MMWRより、NICUに入院中の新生児が搾乳器による汚染から敗血症になり、不幸な転機になったとの報告があり、警鐘を鳴らしています。

 症例は月齢29週で出産し、NICUに入院後21週で敗血症になっています。
ベッドサイドで病院用と母親専用の搾乳器を用いていました。
敗血症の原因菌はCronobacter sakazakiiです。 (下記のPDFを参照)
病院の搾乳器には同定されていませんでしたが、母親の方に菌が同定されていました。




私見)
 院内感染は否定的ですが、セッティングがNICUです。
 どの様な感染経路か分かりませんが、院内でも自宅でも搾乳器の洗浄管理には注意が必要です。
 搾乳器には手動と電動がありますが、洗浄しやすいのは手動のようです。
 CDCから洗浄のマニュアルが出ていましたので添付いたします。




mm6628a5.pdf

breast-pump-fact-sheet.pdf

クロノバクター.pdf

厚生労働省:育児用調製粉乳中のEnterobacter sakazakiiに関するQ&A.pdf










posted by 斎賀一 at 20:42| Comment(1) | 小児科