2017年06月16日

非インスリンのU型糖尿病患者に自己血糖モニタリング(SMBG)は無効

非インスリンのU型糖尿病患者に自己血糖モニタリング(SMBG)は無効

Glucose Self-Monitoring in Non–Insulin-Treated
Patients With Type 2 Diabetes in Primary Care Settings



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 非インスリン(インスリンの注射をしていない)U型糖尿病患者に自己血糖測定をしてもA1cの改善は認められなかったとの報告です。


 1) A1cが6.5~9.5のU型糖尿病患者で、経口薬のみのインスリンを注射していないU型糖尿病患者
    を対象

 2) 450人を1年間観察して結果を調べました。

 3) 対象者を3群に分けています。
    a:モニタリングをしない群
     b:一日一回のモニタリングをして結果を報告する群
    c:一日一回のモニタリングで結果その後の指示を自動的に報告する群


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結果)
結果は下記のグラフの如くに、最初はモニタリングをした二つの群とも成果が上がるが、1年後には三つの群ともA1cの効果に影響はなかった。




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考察)
結局ね!開業医に頼んだからどの程度真剣に積極的に指導していたかわからないんだけど、結果に差は出なかったんです。しかもインスリンをしてない言わば軽症のU型糖尿病患者を対象にしているんです。治療はメトグルコとかアマリールとか言ったので、延々と治療している患者が対象なんです。
だから患者群は治療歴は長いし、モニタリングも一度は既に経験積みで、最初はハイハイとやりますが直ぐに飽きちゃったんですよ。
 僕たちはね、以前から自己血糖のモニタリングは効果がないといっているのに、開業医は上から目線であれはいけないとか、自分で血糖を測って認識するのが第一歩だなんて、偉そうに言っているから結局は効果は上がらないんですよ。モニタリングの器具を購入させて指導した気でいるから全く困るんですね。
ま〜、この論文で患者も開業医もモニタリングが効果がないと、世間で知れ渡ってもらいたいと僕は願っているんですよ。
じゃあどうするんですかって?そりゃね、管理栄養士とか専門家とかチームでとりかからなきゃいけないでしょう。つまり糖尿病の治療を紋切り型で簡単に考えてもらいたくないんですよ!




私見)
 私は若い頃からひがみっぽい深読みする性格なんでしょうか。
 なんだかこんな風に解読してしまいました。
 JAMAの編集者、及び筆者の皆さん御免なさい。



jamainternal_Young_2017_oi_170027.pdf







 
posted by 斎賀一 at 20:33| Comment(0) | 糖尿病