2017年06月05日

アルコールの飲み過ぎは心房細動を誘発

アルコールの飲み過ぎは心房細動を誘発

Alcohol consumption, sinus tachycardia, and
cardiac arrhythmias at theMunichOctoberfest



0605.PNG




 心房細動の悪化は、以前よりアルコールの過剰摂取が原因と言われています。
 (2015-10-13のブログを参照ください。)
従って心房細動のある人は、日常生活の中でのアルコール摂取に関して特別に注意が必要です。

 今回の論文ではOctoberfest(下記のPDF参照)に参加の一般市民を対象に、アルコール摂取量と心拍との関係を調べています。
このドイツのビール関係のフェスティバルは16日間続き600万人が参加して、平均で1人1リットル以上飲酒するようです。
その中で3,028人を対象に、スマホによる心電図とアルコール濃度を呼気試験で測定し、関連性を調べました。


結論的には

 1) アルコール摂取量と頻脈は関連性がある。

 2) 頻脈が25.9%、その他の不整脈は5.4%の出現

 3) コーホー研究より、慢性のアルコール摂取でも頻脈の危険率は1.03%

 4) アルコール摂取により呼吸性不整脈は減少する。
    呼吸性不整脈は迷走神経優位で起こり、これが減少していると言う事は、自律神経のアンバランス
     (imbalance)を表している。
    このアンバランスが心房細動の基であるとしています。



         0605-2.PNG

         0605-3.PNG





私見)
 私はビール少量で心臓がバクバクしてしまいますが、お酒が強く、しかも心臓も強いと過信している
 あなた! 認識していない体の中の世界でバランスが乱れているかもしれません。




アルコール.pdf


theOctoberfest..pdf















posted by 斎賀一 at 20:03| Comment(0) | 循環器