2017年01月04日

虫歯予防としてのフッ素

虫歯予防としてのフッ素

フッ素洗口とフッ素塗布とは同じ効果
 Fluoride and Oral Health



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 洗口は6歳以上が適応です。施行が6歳以下では難しいと言う点と、過剰にフッ素を服用してしまう危険があるためです。
 しかし1日2回の洗口で、塗布と殆ど差がなかったとの論文がでました。
簡便でもあり有効のようです。

巷間には過剰にフッ素の危険性が言われていますが、一般的使用ではそれ程危惧する必要は無いよう
です。
但し、フッ素入りの水道水で洗口用の粉末を溶かして、6歳以下に使用するのは注意が必要のようです。



 Uptodateより調べてみました。

 1) フッ素を多過ぎず、また少な過ぎず使用する事が、特に2歳までは大事である。エナメル質の成長
   にとって重要な時期だからである。

 2) フッ素含有の歯磨き粉は少量が肝心



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         3歳以下では少量を塗る程度


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         3歳になって小粒大に増やす。



 3) 3歳以下では、歯磨き後にフッ素を飲まないようにするため、水を与えない方が良い。

 4) フッ素入りの歯磨き粉を乳幼児に用いるかは、学会でも意見が分かれている。
   Uptodateでは過剰なフッ素のために永久歯が斑状歯にならないよう、極少量を乳幼児全員に
   使用する事を勧めている。



     斑状歯の写真を下記に掲載します。


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 5) 歯磨きの後に、保護者は歯の状態を常に観察する事が大事
   下記の写真のような状態に気づいたら歯科を受診する事を勧めています。


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私見)
他のネットでフッ素の記事がありましたので下記に掲載します。




Community Dental Health.pdf

Children Oral Health - Oral Health Practice Tools.pdf

フッ素パンフレット.pdf







posted by 斎賀一 at 20:50| Comment(0) | 小児科

誤嚥、お餅がつまった時の対処

誤嚥、お餅がつまった時の対処
 


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 お正月の三が日も過ぎてのブログでやや恐縮ですが、ネットで出ていましたので皆で再確認しましょう。
また、you tubeに動画が収録されており、参考になりますので本ブログに掲載します。



私見)
 お正月にカルテ整理など色々溜まった仕事をしようとしましたが、何もしませんでした。




https://youtu.be/kwwNoKYp3tU

https://youtu.be/AN5lap3jokI

子どもがのどを詰まらせた!どうやって助ける? - MEDLEYニュース.pdf

もちがのどに詰まったらどうする?(前篇)〔新年企画〕 - MEDLEYニュース.pdf

もちがのどに詰まったらどうする?(後篇)〔新年企画〕 - MEDLEYニュース.pdf










posted by 斎賀一 at 20:09| Comment(0) | その他

肝臓の血液検査

肝臓の血液検査
 
ACG Practice Guideline: Evaluation of Abnormal Liver Chemistries



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 アメリカのACGより、肝臓血液検査についてのガイドラインが出ましたので掲載します。

あまり目新しい項目はありませんが要点を記載してみます。


 1) 肝機能検査と言われているが、多くは肝臓の障害をみる生化学的検査項目である。
     (私も慣例的に肝機能検査と患者さんに説明していますが...。)

 2) アルブミン、ビリルビン、プロトロンビン時間は肝臓の機能を反映するが、肝臓以外の関与もあり
     注意が必要。

 3) AST,ALT,AL-Pは再現性がある。(検査値は信頼できる。)

 4) ALTはASTより肝細胞の障害を、より正確に表している。

 5) AL-PはγGTPも異常値の時に肝臓障害と言える。

 6) 男性の方が、女性よりALTの正常値はやや高めである。

 7) 検査センターにより正常値が異なるので注意。

 8) 胆汁鬱滞型の肝障害の計算指標は下記の通り

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 9) ビルルビンも直接型と間接型を比較する事により、胆汁鬱滞を推定できる。


 個々の疾患についての解説が載っていますので、参考にして下さい。




私見)
 今回はやや専門的記載でしたが、本院職員は正月の気分を払拭する意味で勉強してください。



AJG-Kwo-et-al-ACG-Liver-Chemistries-Guideline-2017.pdf











posted by 斎賀一 at 19:57| Comment(0) | 肝臓・肝炎