2015年10月24日

マンモグラフィーによる乳癌健診

マンモグラフィーによる乳癌健診
 

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JAMAに掲載された論文がネット上で多く取り上げられています。
新聞報道でも最近取り上げられていました。
以前私のブログでは、マンモグラフィーの有用性に疑問を投げかけた論文をご紹介いたしましたが、逆に有用性を提起した論文も出ました。
 そんな折に、乳癌健診に対する改訂がアメリカの2つの学会から出て話題になっています。
米国がん協会の提言を要約しますと

      マンモ健診は45歳から開始して、年一回  
      55歳からは隔年とする
      視診、触診は勧めない

 ACSとUSPSTFの改訂版を下記に載せておきます。
Medical tribuneに良くまとめられていますので、それも参考にして下さい。


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私見)
 偽陽性(過剰診断で乳癌の疑いにしてしまう場合)の問題はありますが、現段階ではマンモグラフィーが一番有効な診断方法だと言う事のようです。
 しかし、健診者も医療従事者も、診断ツールにはピットホール(落とし穴)がある事を、十分に理解する事が重要だと思います。残念ではありますが、統計よりも個々人の視点から考えますと、ガイドラインは一つの指針としか思えません。


定期的なマンモグラフィ検診の開始年齢を45歳に引き上げ.pdf

乳癌ACS.pdf

Draft Recommendation Statement_ Breast Cancer_ Screening - US Preventive Ser.pdf

マンモグラフィーにはやっぱり効果があった?イギリスで死亡率との関連.pdf




posted by 斎賀一 at 16:31| Comment(0) | 癌関係