2015年10月15日

手洗いとインフルエンザの予防 その2

手洗いとインフルエンザの予防 その2
 

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このスペインからの論文はその1とは逆に手洗いの効果を示しています。
学校でインフルエンザが流行し始めると、日本では学級閉鎖を行っていますが、海外では、この日本方式が評価されています。
 手洗いを5回以上する事により、学童へのインフルエンザの伝播を予防できるとしています。
一方、4歳以下ではその効果はあまりないようです。
 学校での手洗い励行は大事です。しかもインフルエンザの症状が出る5日前からが必要なようです。


私見)
 巷では色々な事が流布されていますが、手洗い、うがい、マスクは、インフルエンザにうつらない、うつさないために3種の神器では、と今でも思っています。

Effectiveness of non-pharmaceutical measures in preventing.pdf



posted by 斎賀一 at 15:00| Comment(0) | インフルエンザ

2015年10月14日

痛風発作と心血管疾患

痛風発作と心血管疾患
 

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痛風患者が、心血管疾患を起こしやすい事は以前から言われていました。
今回はそれを裏付ける報告です。

 台湾の17歳以上の40,623人を対象に、6.5年間調査しています。
痛風発作は1,189人にありました。
痛風発作があり治療をしないと、健康人に対して心血管疾患の危険率は 2.43
痛風発作があり治療をすれば、治療しない人に比べて危険率は 0.29 に減少


私見)
 大ざっぱに言いまして、痛風発作があると、健康人と比較して心血管疾患は2.5倍になるが、薬により危険率は1.8倍まで低下する。
 高尿酸血症だけで痛風発作のない人が、薬物療法でどれだけの効果があるかは疑問視する意見が大勢です。その場合は、やはり食生活、食事指導が原則です。


Effect of Urate-lowering Therapy on the Risk of Cardiovascular Disease and A.pdf



posted by 斎賀一 at 18:13| Comment(0) | 循環器

2015年10月13日

心房細動と飲酒

心房細動と飲酒


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不整脈はその原因が心房にある場合と心室にある場合がありますが、この心房細動は心房に原因があります。
高齢化社会となり、動脈硬化や心房の疲れ(リモデリング)が心房細動を誘発しているのかもしれません。
緊急な生命の危険はありませんが、心不全や血栓形成の心配があります。
そのため、抗凝固剤を服用する必要があります。
 心房細動は、その経過から下記の様に分類されています。   
    
 心房細動が飲酒によって悪化するとの論文です。しかもアルコールの量に関係せずに、日本酒1合程度でも影響するとの事です。
私の印象では、上記の発作性心房細動では、特にそのことを感じていました。
これはアルコールに弱い人ではもっと影響を受けるのでは、と心配しています。


アルコールと心房細動.pdf

 http://www.shinbousaidou.com/index.html

 http://www.eisai.jp/diseases-and-symptoms/af/

posted by 斎賀一 at 19:41| Comment(0) | 循環器